構成
分類
花・恋・夢・風・月・雑・源氏物語の7項目です。和歌の内容が多岐にわたって分類困難な場合は、「‘和歌の感動の中心=主題に最も適っていると思われる項目’に分ける」「判断に困ったときは一番印象的な風物の項目に分ける」という一応の基準を設けましたが、全く厳密ではありません。
和歌の表記
参考文献に準じましたが、「ひらがなが続いて読みづらい・紛らわしい→漢字に」「掛詞などの存在を明確にする→ひらがなに」など状況に応じて適宜変えてしまってあるものもたくさんあります。和歌の句切れは、意味の上でのくぎれを優先し、読みやすさも考え、所々スペースを入れてあります。
詠者の姓名を省略する場合
よみ人しらずの場合は姓名とも省略。よく取り上げる歌人は姓を略しました…(柿本)人麻呂 (大伴)旅人 (大伴)家持 (大伴)坂上郎女 (在原)業平 (小野)小町 (紀)貫之 (紀)友則 (凡河内)躬恒 (壬生)忠岑 (源)信明 (清原)深養父 (藤原)良経。 「源氏物語の和歌」での省略箇所はページ内に示しました。
現代語訳について
「意訳」とは申せ、逐語訳であったり、勝手な解釈の場合もあったりします。 わかりやすさ、を大事にしたいため必ずしも文法に忠実とは言えません。「詠者の意を酌み取る訳」といった具合です。